The Lost Experienceとは

アメリカではLOSTシーズン2が終了し、秋からスタートするシーズン3を待っているところ。その間視聴者をあきさせないため、大掛かりなオンラインゲームを展開している。

オンラインゲームとはいってもテレビゲームのようなものではなく、ネットやリアル上に散らばる手がかりを集めて謎を解いていくというもの。「alternate reality game」として紹介されている。

似たような企画で有名なのはブレア・ウィッチ・プロジェクトとスピルバーグの映画A.I.。ブレアウィッチでは、本当にあった行方不明事件のように見せネット上で情報を求める活動を行った。その後発見されたビデオ、という位置づけで映画が公開。無名の若者が作った低予算映画ながらこのプロモーションが成功して大ヒットした。(パート2で台無しにしてしまったけれど)

A.I.では映画の予告編の一部に謎のメッセージを挿入。そのサイトへ行くと架空の大学や団体のサイトに行きつくが、よく見ると日付は未来だったりするというもの。かなり手が込んでいたためニュースにはなったけれど、本当に視聴者がついていっていたのかは疑問。


The Lost Experienceは架空の組織のテレビCMを放映したり、新聞広告を掲載したり、電話番号を流しそこへかけるとテープが流れヒントがもらえたりする。ネットではブログのエントリーも絡め、その時々でサイトのメッセージが変わったり、HTMLのソースコードやIPアドレスが手がかりになっているなどしていてかなり大掛かりなもの。架空のサイトを立ち上げるだけではなく、他の企業ともコラボレート。Sprite(コカ・コーラ社)、Jeep、Monster.com、Verizonなどそうそうたるメンバー。
# これだけの企画をまとめたプロデューサーはすごい。

電話やCMなどはアメリカ、イギリス、オーストラリア以外では簡単には体験できないが、MP3やQuicktimeなどでネット上に公開されている。


The Lost Experienceはあまりにも大掛かりで、サイトが時間とともに変化しているのでいまから最初に戻って体験することはできない。また基本知識であるシーズン2もまだ日本では放送中なのでくわしい内容はわからないけれど、wikipediaによると以下のような流れで話が展開しているらしい。

全部で5フェーズあり、現在は第3フェーズ。このフェーズで、LOSTでたびたび登場する 4 8 15 16 23 42 のナンバーの謎が明かされる。

Phase 1
2006-05-03 www.thehansofoundation.orgのサイトがオープン。架空のテレビCMも放送。Persephoneという情報提供者からニュースレターが来る。
2006-05-05 Hanso Foundationがプレスリリース。リリースの中に persephone.thehansofoundation.org のURLが隠されているのが発見される。
2006-05-09 Hanso Foundationが新聞広告を掲載。隠しリンクから www.sublymonal.com へ。
2006-05-16 thehansofoundation.org のソースに http://www.djdan.am/ が発見される。
2006-05-24 LOSTのシーズン最終回放送時にテレビCMを放映
2006-06-17 monster.comにRachel Blakeのビデオが掲載される
2006-06-19 www.thehansofoundation.org にRachel BlakeのブログのURL www.rachelblake.com が見つかる。
2006-06-20 Hanso Foundationがハックされた、というメッセージを残して www.thehansofoundation.org がクローズされる。


つづく.....かも



ニュース

ABCABC's 'Lost,' Wednesdays 9/8cアメリカABCテレビのLOSTオフィシャルサイト
AXNAXN | LOSTケーブルテレビAXNのLOSTオフィシャルサイト
imdb.gifIMDb "Lost"Internet Movie DatabaseのLOSTページ
hanso_foundation.jpgThe Hanso FoundationThe Hanso Foundation
dharma.gifThe Dharma InitiativeThe Dharma Initiative