214: 捕らえられた男

シャノンの死後、みんなから距離を置いていたサイード。ある日アナ・ルシアがルソーを発見し、サイードとルソーはひさしぶりに再会する。ルソーは罠につかまっていた男ヘンリーを発見し、サイードに伝えにきていた。ヘンリーのことをルソーは「彼ら」だといい、サイードはどちらとも確証が持てない。
アナ・ルシアがルソーを見つけたときの唐突さといい、以前ソーヤーを拷問したことで2度としないとおもったらあっさりと拷問しだすサイードといい、無理やりな展開が目立つ。ヘンリーが「彼ら」であればいいけれど、そうではないなら拷問によって証明できるものはない。
製作者としては、「戦争によりアメリカが恐ろしい人間を作ってしまった」というストーリーを作りたいのだとおもうが、不快感ばかりが残るエピソードだった。
シーズン2になってひとつひとつの謎を深く追求するようになったのはいいのだけど、その分アンサンブルとしてのおもしろさが薄れている。登場人物どうしが複雑に絡んだ展開を期待したい。


