103: 責任

前エピソードの終盤、死亡した乗客のメモリアルに無関心だったり、ジャングルの中に男の亡霊を見たりとなぞめいた行動を見せていたジャックが今回の主人公。なぜかリーダーとなってしまった現実と、幼少期の父親の教えとの間でひとり苦しむ。
亡霊を追いかけながらジャックがオーストラリアにやってきた理由が明かされる。父親に導かれるようにしてジャングルの中で湧き出る水を発見する。
前回は食料が尽きたが、今回は残りわずかになった飲料水をめぐって全員がお互いを疑うようになり混乱しはじめる。そこへ自信を取り戻したジャックが戻り、協力し合おうと説く。
ジャックはいままで見るからにリーダーっぽかったが人は見かけによらないものだ。皆に頼りにされ、決断を迫られるのも、失敗したときのことをおもうと責任が重くていやな仕事だとおもう。その弱点を、父親の死を受け入れることで克服し、前に進もうとしている。
リーダーの周りで意見だけを言っているのは気楽だ。LOSTのような極限の緊張状態でなくても同じことが言える。気をつけなければ。
最近のエピソードを見ると、1、2話前から伏線を張り徐々に真実を明らかにするというとても緻密に計算された脚本。行き当たりばったりではなく最初からかなり綿密に考えられているのだろう。だからすべての登場人物のちょっとしたセリフや表情も見逃せない。24とは違った意味で中毒性の高いドラマだとおもう。


