医療ものは刑事ものと同じぐらい題材として扱われやすい分野だといえます。生と死を扱う現場であるため感動させやすく、さまざまな人間模様を組み合わせ、これまでも傑作がたくさんありました。

特にERの成功は偉大で、ERに影響を受けた作品も多く生まれました。医療ドラマというとどうしてもERを意識せざるをえないわけで制作者はたいへんです。ある意味正攻法の医療ドラマは作りづらくなってしまい、すこし変化球をつけたようなドラマが制作されました。

そんななか、ド直球といえるようなインターンものがグレイズ・アナトミーです。

日本題のサブタイトルは「恋の解剖学」。オリジナルタイトルのGrey’s Anatomyが有名な医学書のGray’s Anatomyをもじっていますが、その解剖学を取り入れたものです。この題名のとおり医学がテーマながら恋の話も多く出てきます。あまりにも近いところでみんなが関係を持つのでやややりすぎな感じもありますが。シリアスなテーマの中にコメディ要素を入れてるところがERとの違いでしょうか。

おしゃれな会話が持ち味

アメリカのドラマは会話がしゃれてますが、グレアナは特に優れています。メレディスとクリスティーナの掛け合いとかは定番ですが見ていて楽しいです。仲がいいのに本音もずばずば言い合える関係というのはうらやましいものです。

キャストの降板

各賞も総なめにするほどの人気ドラマとなりましたがキャスト間でのゴシップが紙面をにぎわせました。特にバーク役のイザイア・ワシントンがジョージ役のT・R・ナイトに対しゲイであることを侮辱する発言をした問題は大きく報道されました。デレク役のパトリック・デンプシーがナイトをかばい、ワシントンと乱闘になったと言われています。

その後ワシントンは謝罪し、カウンセリングを受けたりしたものの、共演者との関係も悪くなりけっきょくシーズン3を最後に降板します。ドラマのオリジナルキャストだっただけに双方にとって痛手でした。役柄の上ではバークとジョージはいい関係だったんですけどね。残念です。

シーズンは人気となりいまも続いていますが、キャストがだんだんと離れているのは気がかりです。ERのようにオリジナルがいなくなる事態にはならないとおもいますが。

フジテレビ「コード・ブルー」への影響

ネット上でよく言われていますが、フジテレビで放送していたコード・ブルーはグレイズ・アナトミーの影響をかなり受けています。特にひどかったのは第1シーズンのあとの新春スペシャル。このエピソードはグレアナ第3シーズン15、16話と酷似しています。今後コード・ブルーの新作が制作されるときはグレアナとの類似点を探すのが楽しみ方のひとつです。

シーズン6最終回

WOWOWではシーズン6の放送が終了しました。シーズンフィナーレの2話はこれまでにない衝撃でした。

もう6年も同じドラマを見ていると登場人物のキャラクタは知り尽くしていて、ある種友だちのようなものです。ドラマの雰囲気とかも慣れ親しんでいるのでそのなかで起きることはたいてい想定できるものです。

これまでにも爆弾さわぎがあったり、事故にあったりと死の危険は見てきました。でもこんなに直接的に登場人物が撃たれていくシーンというのは予想していなかっただけに呆然としてしまいました。

たとえばこれが24ならいいんです。そういうドラマだから、主要なキャラクタが撃たれることもあるていど覚悟してるというか、予想の範囲内です。でもそういうことが起こらないとおもっていたドラマで起きてしまったことがショックでした。メレディスがナレーションでサンクチュアリだとおもっていた場所が汚されたと語るのは視聴者も同じ感情だったはず。よくも悪くも衝撃的なフィナーレでした。

 

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