最初はSEX and the Cityの二番煎じかとおもったんです。主役は女性4人。SATCは未婚の女性たちの本音がおもしろいドラマだったけど、今回は既婚女性の本音のドラマかと。

たしかにそういう側面もあるんですが、色恋だけじゃなくなぜかそこにサスペンスが混ざっているブラックコメディなのです。1話目から予想外の展開で引き込まれてしまいました。

NHK BSではシーズン6を放送中。アメリカでもまだシーズンは続いていてしばらくは楽しめそうです。

昼ドラ的なハチャメチャさ

基本はコメディなので現実的にはありえない行動をとります。サスペンスなので悪人はいますが、主役たちは比較的まともな人たち。なのですが、車で近所のおばさんをひいてしまったけど黙っててそのまんまとか、近所の家に平気で忍び込んだりとか、けっこうむちゃくちゃします。そのわりに罪悪感があんまりなさそうだったり。

そんな昼ドラのようなところもありながらもやりすぎないで留まっているところがうまいです。やりすぎると昔のメルローズ・プレイスのようにほんとに昼ドラのようになってしまいます。

そして時折挟み込まれるホロリとするようなエピソード。あと脚本や編集もうまいですね。登場人物が多いのでオムニバス的にバラバラのストーリーが展開されることが多いのですが、それらを毎回ひとつのテーマで束ねます。毎度感心しながら見てます。

吹き替えが残念

NHKは吹き替え放送をしますが、主役に女優の萬田久子を起用しています。これがなかなかきついものがあります。女優さんとしては別にいいとおもうんです。でも声優というのはまた少し違った技というか能力というかが必要なのかもしれません。その他のレギュラー陣は声優が本職の方達なのでより際立っています。いまさらどうにもならないでしょうけど残念なところです。

 

おもえば海外ドラマにはまったのはビバリーヒルズ高校白書からだったかもしれません。NHK BSか地上波かでやっていたのを見てはまったものです。主人公たちが高校在学中が高校白書、高校を卒業して大学さらに社会人となったシリーズを青春白書と呼びます。が、アメリカでは一貫して「Beverly Hills, 90210」。邦題つけるときにまさか大学までやると思ってなかったんでしょうね。高校、青春通して全10シーズンのヒットシリーズとなりました。日本でも「ビバヒル」として略されるぐらい人気になりました。

ぶれるテーマ

金持ちの街ビバリーヒルズにミネソタから越してきた双子のブランドンとブレンダ。彼らを通して若者の悩みや葛藤などを描く青春ドラマというのが大筋のストーリー。ビバリーヒルズという場所柄、一見華やかでお気楽な若者に見えるけれど、ドラッグ、デートレイプ、銃、学習障害などさまざまな社会問題を抱えているという意外とまじめなドラマでした。最初の頃は。

ところが特に大学に入ってからでしょうかね。完全にテーマを見失ってしまい、ミネソタからの双子もすっかりビバリーヒルズに染まってしまいます。ただの金持ちの子供のバカ恋愛ドラマになってしまい、寝る寝ないの話が大半を占めていきます。ネタ切れだったのかもしれませんが残念です。大学から社会人になる過程でも悩むテーマはあるとおもうんですけどね。

主要キャストの降板

主役はブランドンとブレンダのミネソタツインズでした。ですがブレンダ役のシャナン・ドハティが問題児で、ゴシップをにぎわせたり共演者ともめるなどしたため、第4シーズンで降板してしまいます。物語上でもディランとブレンダ、ケリーの三角関係は大きな流れだったので痛手だったはずです。

さらに準主役級のイケメン、ディランも第6シーズンで降板。このころは大学にも顔を出さないためストーリー上もほぼ単独プレイとなっておりビバヒルの仲間たちはリアルにも別れわかれになってしまいます。

さらにさらにあろうことか残された主役のブランドンまでもが第8シーズンで去ってしまいます。演じたジェイソン・プリーストリーはブランドンのイメージがつくのが嫌だったとしていますが、8年も演じたらすでに手遅れなんじゃないのかとつっこみたくなりますね。プリーストリーは監督業に興味があったらしく、ビバヒルでも何話か監督してます。監督させてもらえるという条件から8シーズンまで残ったのかもしれません。

主役が不在となったビバヒルはやめどきを見誤ったといえますが、第9シーズンでディランを復活させることに成功します。でもやっぱり双子のいないビバヒルはビバヒルではなく、10年でようやく幕を閉じます。

吹き替えも人気に

NHKでの放送は吹き替えでした(いまも放送中のドラマはたいてい吹き替えです)。この吹き替えのセリフもまた見どころのひとつでした。ブランドンの言い回しは優等生的なイメージを出すためか妙に丁寧で。たとえば「これはこれは、みなさんおそろいで」とか。

他にも名セリフのオンパレード。

デビッドは他のメンバーよりひとつ年下なためやたらと敬語。ケリーを呼ぶときは「姉上」。ブランドンやスティーブには「先輩、どうもです」。

バレリーは「〜だわよ」。「〜だわ」でも「〜よ」でもなく。

ディランの声優小杉十郎太の口調も大げさでおもしろいです。お笑い芸人なだぎ武のモノマネはよくできてますね。友近のキャサリンは特定の誰かではなく典型的な女性のマネなのでおもしろさがちょっと下がります。

これらのヘンテコ吹き替えはビバヒルには欠かせないシロモノ。たいていの映画やドラマは字幕で見ることをおすすめしますが、これだけは別。吹き替えでこそ楽しめるドラマです。

ビバヒルからアカデミー女優へ

いまでこそテレビドラマから映画スターが生まれることも多いですが昔はテレビと映画には格の違いのようなものがありました。そんななかビバヒル出演からアカデミー賞受賞女優となったヒラリー・スワンク。そんなに長い期間ではありませんでしたがスティーブの彼女役として準レギュラー的な立場で出演していました。ビバヒル卒業後の映画ボーイズ・ドント・クライでむずかしい役を演じてオスカーを取ったあとは、ミリオンダラーベイビーなどに出演。レギュラー陣を尻目にどんどんビッグにのぼりつめています。

スピンオフ

ビバヒルから派生して大人版ビバヒル的なメルローズ・プレイスが制作されました。初回には何人かのビバヒル出演者もゲスト出演して盛り上げました。

さらにびっくりなことに最近ビバヒルの子供たち世代を描いた「新ビバリーヒルズ青春白書」なるものがNHKで放送中なんですね。ケリーやドナなどがゲスト出演してるらしいです。まったく見てませんが。

空を飛んだり時間を止めたりといった特殊能力を持った人々の物語。アメリカの人気コミックで映画化もされたX-MENによく似ています。というか設定としてはほぼ同じと言ってもいいかもしれません。

物語の中でもアメコミが出てきたり、登場人物がマンガオタクだったりとX-MEN他アメコミからの影響を認めてるようなところもあります。ただそんなマンガ的SFながらも随所にドラマ性を持たせたストーリーも交え、特にシーズン1はよくできていておすすめできます。

ニッポンの影響

日本人俳優マシ・オカ演じるヒロ・ナカムラの「やったー」が話題になったり、すっかり忘れられた存在だったかつてのアイドル田村英里子がシーズン2にレギュラー出演したりとなにかと日本を意識してるように感じます。これもアニメ王国日本へのオマージュなのかもしれません。

ただ日本語のセリフもたくさん出てくるのですが明らかに不自然なセリフばかり。日本語なのに字幕がないとよくわからないこともあります。ハリウッドは外国人スタッフをちゃんと雇ってほしいものです。田村英里子も脚本に口出しできるぐらいできたらよかったのですが。

シーズン1がピーク

よくあることですがシリーズ化されたドラマはたいがい視聴率が下がっていきます。HEROESもシーズン1はおもしろかったのですが、シーズン1の最終回からシーズン2はどん底に。最強の敵サイラーが復活すると多少持ち直すものの、最後は話がよくわからなくなってしまいシーズン4で終了〜。でもトータルでは楽しめたのでいい頃合いだったのではないでしょうか。

ところでシーズンは4つですが、シーズンの中でVolume○○といったかたちで細かく区切られています。なのでVolumeでカウントすると6まで。そのうえ最終回でも「to be continued」で終わっているので続きが製作される余地も残してました。でもどうやら作らないようです。作らないほうがいいでしょうね。

24がヒットしたFOXが作った2匹目のどじょう的なクライムサスペンス。タイトル通り脱獄の話。展開は速く、24のように毎回毎回見せ所があり、次のエピソードへと駆り立てます。刑務所の話なので男くさいのと、けっきょくは脱獄できるんでしょ?というところが難点かな。

シーズン1の成功によりシリーズ化。シーズン4プラス最後の特別2話ファイナルブレイクまで制作されました。でもいまおもうとシーズン1で終わらせてたほうがよかったですね。

特にシーズン2はもはや刑務所ではないのでまったくプリズン・ブレイクらしさもなくふつうの追っかけっこになってしまうという失敗。その後むりやりマイケルをパナマの刑務所に入れ、なぜかほかのメンバーも同じ刑務所という都合のいい展開で、やっちまったなーというかんじです。ドラマは終わらせどころがむずかしいです。

ドラマでシーズンが長引くと出てくる隠れ家族。父親、母親が重要な役どころで出てきます。死んでたんじゃなかったっけ。

ファイナルシーズンのさらにあとのファイナルブレイクはサラまでもが刑務所に。もうね、かたぎの医者だったのにそんな目にあわせなくてもいいのに。おまけになぜか超極悪な刑務所だし。いくらなんでもおかしいでしょ。

とはいえヒットしたので出演者は売れて、映画やほかのドラマで姿を見ることができます。よかったよかった。

1日の出来事を1話1時間、全24話かけてリアルタイムに放送するスタイルで大ヒットした24。架空のテロ対策本部CTUとテロリストの対決、CTUエージェント、ジャック・バウアーの活躍を描いた作品。

1話で何かしらの事件が起きて、最後の5分で次のエピソードへの布石を打つのでとにかく展開が速いのが魅力です。ジャックの判断はとにかく一瞬。迷うことなく撃って撃って撃ちまくります。

CTUではコンピュータを使った捜査も盛んなんですがそれも一瞬。どこかの機関のネットワークに侵入してあっという間に機密情報をつかむことも簡単に行います。そのわりに出来る人は限られてたりとありとあらゆる矛盾やつっこみどころが満載。だけどそれがまたいいんです。

愛すべきマンネリ化

基本的にテロが起きてそれを解決するストーリーはすべていっしょ。テロの手法もそんなに種類はないので、核やバイオなどおもいつく限りのテロをやりつくします。

味方の裏切りも毎シーズン起こる定番イベント。CTUは特に能力の高い人が集まる集団のはずなんですが、お互いを信用しないで足を引っ張り合うという最悪の組織です。さらにテロ対策の組織のくせにテロリストの潜入を受けまくり。第1シーズンでは驚きの連続だったわけですがその後はもう誰も信じられないのが当たり前に。

拷問シーンもおなじみになりました。捜査のためならだれにでもためらうことなく拷問します。とはいえゴールデンタイムで放送するドラマなのでグロテスクな表現はないので安心です。しかしアメリカ政府としてはあんなことがほんとに行われてるとおもわれたらたまらないでしょうねえ。

シーズンを追うごとに水戸黄門的なマンネリ感が出てくるわけですが、それでもなお驚きの展開を見せることに成功することもあって、脚本家はさすがです。

魅力ある脇役たち

ジャックだけでなく、脇役たちも魅力的です。CTUのメンバーはくせ者も多いんですが最終的にはかっこいいことをしたりして見せ場を持ってます。でもほとんどの同僚が殺されちゃうんですけど。全シーズン登場するのはジャックだけですが、次に登場エピソードの多いキャラクターがクロエ・オブライエンというのがおもしろいところです。仏頂面でいっつも反抗的な態度のクロエが最後までジャックと戦うとは予想外でした。

悪役には大物俳優がよく出てきます。たいがい黒幕は最後の方にしか出てこないので最後の何エピソードだけかのゲスト出演という形ですが。

アメリカという国

第1シーズンは大統領の暗殺事件。そのためホワイトハウス内の様子も多く描かれます。もちろん事実とは大きく違うんでしょうけど、大統領の仕事というものがなんとなくはイメージできそうな気がします。

テロリストへの攻撃の際に、兵士のカメラ映像をライブで大統領が見るシーンが何度かありましたが、そういえばオサマ・ビンラディンの暗殺の際にオバマ大統領たちが攻撃の様子を見ている写真が公開されたりしてましたね。24を見ているとそんなシーンもあたりまえのようですがよく考えるとすごいことです。

敵は国外の場合が多いわけですがどこの国かというのも興味深いところです。イスラム系、ロシア、中国などが多く出てきます。アメリカ国民にとってイメージしやすい国なのでしょうか。

シーズンは8まで

人気シリーズですがやっぱりマンネリ化で視聴率の低迷はさけられなかったようで。まあシーズン3、4あたりで終了しそうな雰囲気もあったとおもうんですね。特に4はつまんなかったし。ところがシーズン5はお見事なストーリーで、やや見慣れた(見飽きた)人にも満足のいくシーズンだったのです。それで延命された24はシーズン8まで製作されてようやく終了しました。

ドラマシリーズは終了ですが映画化はすでに決定しています。映画だと2時間のリアルタイムストーリーになるのかとおもいます。ストーリーもどこかのシーズンの間という設定かもしれません。そうなると懐かしいメンバー(すでに死んじゃったキャラクター)の復活もありえるかもしれません。

 

ハーパーズ島で次々と起こる殺人事件を描いたホラーサスペンス。島にいる人がひとりまたひとりと殺されていく、映画「ラストサマー」のようなお話。

前半は正直退屈です。見るのを途中でやめようとおもったぐらい。第1話から被害者は出てるんですが誰にも気づかれないように死んでいくので、登場人物は平和そうなんです。ホラーなんだから登場人物がキャーキャー言ってくんないと。

第5話ぐらいからおもしろくなります。結婚式の平和ムードじゃなくなっていよいよ殺人鬼との戦いモードに。ほんとは殺人鬼にくわえてふつうの人間どうしの疑心暗鬼なんかも描ければもうすこし深い話になったんでしょうけど、そういうのはあんまりありませんね。難しいこと考えずにスリルを味わえばいいんだとおもいます。

サイドストーリーの中ではカルとクロエのエピソードはなかなかいいです。

犯人の動機はたいしたことなくやや拍子抜け。最後の最後のオチもありがちなダメさでがっかり。まあこういうドラマは最終回の1回前までがおもしろいんですよね。

全13回というのはまずまずちょうどいい長さだったんじゃないでしょうか。もっと短いミニシリーズでもよかったぐらい。続編がありそうな終わり方にしなかったのはよかったかな。

 

CIAの秘密組織SD-6で働くスパイ、シドニー・ブリストウ。でも実はSD-6は国際的な犯罪組織アライアンスの一支部だったという真実に気づき、CIAの二重スパイとして働くという設定のアクションドラマ。

第1話がよくできてます。長いシーズンを見続けるかどうかは最初の回にかかっていますがつかみはすばらしいです。赤いカツラはやりすぎだとおもうけど。

このシリーズの見どころはシドニーのコスプレ。007シリーズやミッション・インポッシブルシリーズなどスパイ映画などではあちこちの環境にとけ込むためいろんな衣装でいろんな国の人になりきるシーンが王道ですがエイリアスでも毎回必ず登場します。主役が女性なのでセクシー衣装もいっぱい。

シーズンは第5シーズンまで。ドラマシリーズはむりやり長引かせるとたいてい主人公の親やそれまでまったく語られなかった兄弟が登場しますがエイリアスもまたどんどん親戚が増えてきます。話もSF的になって現実とはどんどんかけ離れていきますが、コスプレアクションドラマとして見れば気にすることはありません。

制作はJ.J.エイブラムズ。このあとLOSTを大ヒットさせ、映画にも進出します。でもいまのところエイリアスがいちばんおもしろかったとおもいますね。

日本のシーンはいまいち

事件はワールドワイドに起きてるので、当然海外に出張するシーンもたくさん出ます。でもテレビドラマなのでロケするお金はない。セットで撮影するわけです。日本が舞台になる回も出てきますが、海外の映画で出てくる日本とおなじくやっぱりどこか変。ジェニファー・ガーナーも日本人になりきるわけですがこれまたどう見ても日本人にはなれてない。どうしてあれでだませるのか不思議です。そういえば007でもショーン・コネリーが日本人になりきる映画がありましたね。

でも日本人が日本のシーン見るとおかしいと感じるってことは、イタリアやフランスのシーンも現地人から見ると笑っちゃうぐらい変なのかな。

ゲスト出演が豪華

ドラマが人気になると映画俳優がゲスト出演することもよくあります。エイリアスはそれが多かった印象がありますね。

たとえばクエンティン・タランティーノ。彼はドラマ好きのようで、気に入ったドラマは演出したり出演したりします。そしてそういう回がまたやたらおもしろいんですね。エイリアスでは2度も登場。タランティーノの演技力は疑問ですがおいしい役を持っていきます。

そのほかフェイ・ダナウェイ、ルトガー・ハウアー、イーサン・ホークなど数多くの映画俳優が出てきます。ジェニファー・ガーナーの夫ベン・アフレックも出てほしかったですね。

 

UFOや宇宙人による誘拐など科学では証明できない事件「Xファイル」を扱うFBI捜査官を描いた大ヒットドラマ。日本ではツインピークス以来のヒット作といっていいんじゃないでしょうか。

デビッド・ドゥカブニーのモルダー捜査官とジリアン・アンダーソンのスカリー捜査官の名前は有名になりました。決して恋愛関係にならないところがいいんですよね。ありえないようなセオリーをまじめに語るモルダーをスカリーが冷たくあしらうセリフまわしが、軽快でツンデレなかんじ。流行を先取りしてたりします。

ファーストシーズンは基本1話完結型でそれぞれのエピソードにつながりはないのですが、その後は大きな流れがつながっていくのでだんだんと話に無理が出てきます。行き詰まると主役級が誘拐されたり死にそうになったりするのですが、これがどれもおもしろい。無理矢理つじつまを合わせにいってるエピソードが実にうまく仕上がってたりするところに脚本家の力が見えます。日本でも学んでほしい。まあ最終的にはいろんな矛盾点は出てくるのですがどうせフィクションだしいいでしょ。

第1シーズンはまじめなSFだったのですが、ドラマもヒットして余裕が出たのか途中からお遊びエピソードも増えていきます。賛否あるでしょうがそういう軽い回も楽しいです。

何シーズン目だったか忘れましたが、テレビで禁止用語である「Shit」を「Shi」ぐらいまでモルダーがいいかけてオープニングに移るというエピソードを思い出します。あとXファイル ザ・ムービーで映画化されたときには、映画インディペンデンスデイのポスターの近くで立ちションするシーンとか。くだらないSF映画へのメッセージだったのでしょう。

モルダーの離脱

アメリカのドラマはヒットすると何シーズンも続きます。でもキャストは名が売れて映画をやりたくなってしまう。ギャラは高騰する。ということでしばしば降板、新顔の登場ということが起こります。Xファイルでは第7シーズン終了後にいったんモルダーは消えます。

でもね、主役ですよ。ERみたいな群像劇ならまだしも主役ふたりしかいないのにひとり抜けるわけです。それもXファイルの象徴みたいなほうが抜けちゃう。しょうがないのでスカリーが超常現象派の立場になってしまいました。

一気に興味を失ったので第8シーズンの序盤で見るのをやめてしまいました。でも第9シーズン最終回には満を持して登場。やっぱりこの人がいないとね、という存在感でシリーズを締めくくってくれました。

悪役が人気に

こういう長いシリーズにはいい悪役がいないといけません。Xファイルは悪役に人気者が出たのがヒットを助けたのかもしれません。

筆頭はシガレットスモーキングマン。つまりタバコを吸う男。最初はモルダーに「Cancer Man」(肺がん男)と呼ばれてましたがスポンサー都合かなにか、いつからか呼び名が変わりました。モルダーの敵なんだか味方なんだかよくわからない、政府よりも強い権力を持ってるらしい、強敵と書いて「とも」と呼ぶ?存在でした。

続いて人気だったのはクライチェック。第2シーズンに登場し、けっきょく最後までちょこちょこ出てくるキャラクターに成長。モルダーやスカリーの身内を殺したり、監獄みたいなところに閉じ込められたり、左腕を切断されたりとむちゃくちゃですがしぶとく生き残ります。

 

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