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インセプション、その現実はほんとに現実か?

25 July, 2010 (21:04) | movie | By: akhy

「ダークナイト」のクリストファー・ノーランの最新作。なんだかテレビが渡辺謙を持ち上げすぎるのが耳障りだけど、映画は期待通りおもしろい作品だった。

設定としてはマトリックスやアバターやバニラスカイと似ているけど産業スパイにしたことでいかにもSFというふうにしなかったのがノーランらしい。

いくつか気になる点もある。冒頭でしくじったディカプリオたちがあっさりと寝返るけど、やけに簡単すぎやしないかとか。

サイトー(渡辺謙)がインセプション(植え付け)を依頼する動機がいまひとつ必然性がないと感じた。ただライバル会社を倒したいからってどうしてそういう発想になるのかな。

エンディングはこういう終わり方するんだろうなと読めてしまったけど、わかっていつつもいろんな想像ができておもしろい。人によってどうおもうかはまちまちだろうけど、個人的には“ハッピーエンディングではないほう”だったとおもう。

こういう設定の映画でお決まりの、眠っている無防備な状態で攻撃される、というケースがまったくないのはなぜなのか。もしかしたら現実とおもってる世界がすでに1階層目なのかも?

見ている間は夢中でまったく気づいかなかったけどきっと謎を解くカギが仕込まれているんだろう。もう一度見ないといけないか。

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