インタープリター
期待していたインタープリターだったが興行的にはまったくうまくいかず早々に終了していた。きっといまいちなのだろうとおもったがいちおう見てみた。やはり市場というのは正しいものでせっかくのキャスティングがもったいない出来だった。
監督はシドニー・ポラック。大人のサスペンスを描いたつもりだったのだろうけどはっきりいって失敗作。冒頭でキッドマンが暗殺の相談を聞いてしまったあと走って逃げるがそのあとノンストップで逃げ回るかと思えばまったく落ち着きはらったもの。はらはらすることもなくサスペンスとしてはまったくなってない。トム・クルーズ主演のザ・ファームのように走りつづけるスリラーを期待していただけに残念。
DVDの特典映像をみるとどうやら脚本が完成しないまま撮影に入ったらしい。完成した部分から撮っていったということで映画にまとまりがないのもしかたない。映画は脚本が最も重要だとおもう。脚本ができてないのに撮影してもいい映画ができるわけないのに。
政治的な発言の多いショーン・ペンはもう少し政治的なメッセージを持った映画に出たかったんじゃないか。平和へのメッセージが含まれてるとはいえ少しインパクトに欠ける。不完全燃焼だったにちがいない。