宇宙戦争
宇宙戦争のリメイクを見た。監督はスティーブン・スピルバーグ、主演トム・クルーズ、ダコタ・ファニング。主役の設定が違うもののストーリーは大筋オリジナルを忠実にリメイクしている。
映像はさすがに見事。エイリアンのマシーンは巨大になり恐ろしい。残念だったのはオリジナルで印象的だった赤い目がなくなってしまったところ。シンボル的な描写だったのであれは残してほしかった。
全体的にとても典型的なパニック映画。スピルバーグが初期のころ(ジョーズなど)に得意としていたスタイル。大音量で流れる金属的な音だけでもこわいのに、そこにダコタ・ファニングの悲鳴が重なるといっそう恐怖心が増す。スピルバーグが原点回帰をした映画かもしれない。
エイリアンの襲来の中でどんなドラマを描くかがポイントだったが、けっきょくありがちな親子愛だった。デイ・アフター・トゥモローも似たような話だった。これ以外にレパートリーがないのだろうか。
エンディングはやはり唐突感がある。きっと原作どおりなのだろうけどいまの映画ファンにあれを見せてもたぶん物足りないとおもうので、原作を覆してでもおもしろくしてほしかった。平均点以上の恐怖映画ではあるのだが、サプライズに欠けていた。スピルバーグらしいといえばらしいかも。
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