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ケータイ小説というものを読んだ

28 September, 2008 (15:44) | it, misc | By: akhy

日本ケータイ小説大賞というのが発表されたり瀬戸内寂聴さんがペンネームで執筆していたりと話題だったので初めてケータイ小説を読んでみた。恋空というのはまったく興味なかったのだけど。瀬戸内寂聴パワーなのか?

とりあえず大賞を取ったものを読めばいいのかと「あたし彼女」というのを見てみる。ケータイ小説ってぐらいだから携帯でしか見られないのかとおもったらPCでも見られるのね。….. で数ページであきらめる。すげー読みにくい。なんだこれは。

そもそも400ページ以上もあるのにマウスでスクロールしてクリックして次のページへ、という読み方には無理がある。やはりケータイで読むことを前提に書かれてるのかもしれないのでがんばって携帯で読んでみた。

携帯で読んでみても読みづらいことには変わりなかった。どうせ文字数少ないんだからスクロールしないで次ページ次ページで読ませてほしい。まあむだな改行は間を取るためにあえてそうしてるんだろうけど。それと作品の序盤と終盤で文体が変わりすぎ。序盤は無駄に主人公をバカっぽく描こうとしすぎて「みたいな」とか言いすぎ。途中からすこし落ち着く。

話はごく平凡。深くもなければたいしてドラマチックな展開でもない。

文体はほとんど主人公の一人称でおもったことがつらつらつらつらと書き綴られる。心の声をぜんぶ文字に起こしたようなもの。おんなじことが何度も何度も書いてあるのでもうしつこいよ、とおもうこともしばしば。

この心の声みたいなものは読んでる人に感情移入させるにはふつうの小説やドラマや映画よりも強い力があるかもしれない。映像だとどうしても演じてる役者のイメージがあるから自分と完全にだぶらせることはあまりない。その点、主人公の考え方をそのまま頭の中で再現してくのであたかも自分自身のことのように感じる可能性はある。特に主人公とおなじような人(性別とか年齢とか体験とか)だったら。

作家が書いたらおもしろいものになるかもしれない。でもプロが書くとほんとに心を揺さぶりそうで、かんたんにマインドコントロールできそうだな。少しこわいともおもった。

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