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孤立する中田英寿

17 June, 2006 (23:09) | misc | By: akhy

Numberがワールドカップ臨時増刊号を出している。日本代表の12日の試合にあわせて出版された。オーストラリアに完敗となったあとでの内容で厳しいものがあるが、その中の中田英寿の記事「自己犠牲について」はなかなか衝撃的だった。

ヒデが近寄りがたい存在となってしまい、特に国内組との溝ができていることはこれまでも報道されてきたが、生々しいエピソードが語られるとその溝が思っていたよりもずっと深いものだということがわかった。

W杯アジア最終予選のイラン戦でひさびさに代表に復帰した中田英寿だったがコンディションの問題からかいいところがなかった。それを見て陰で「ヒデはもう終わった」とささやいていたとか。シュート練習で味方も取れないようなパスが飛んでくると「また、“キラーパス”がきたな」とか。

まわりの選手のこういう言葉は子供じみていて幼稚な応対だとおもうが、ヒデ自身にも問題があったはず。マルタ戦後の練習では丸一日誰とも会話をしなかったらしい。

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そういえばこの前テレビを見ていたら、ヒデがプレスに囲まれてインタビューを受けていた。にこりともせずいつもどおり淡々と質問にこたえる。NHKの記者が質問したとき短いことばでそっけなくこたえた。そのあと顔は写らなかったがたぶん代表OBの誰かが質問した。とたんに笑顔になり、質問にもこたえはじめる。NHKの記者が質問した内容を「もう一度聞くけどほんとのとこどう?」と聞きなおすと、内容は同じながら丁寧に心境を語り始める。相手によってここまで態度を変えるというのは見ていて気分悪い。メディアが嫌いなのはわかるが、これではメディアとの溝も深まるばかりだろうに。

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日本代表がこんなにもひどい関係になってしまっていたとは驚きだった。こんな状態をまとめる、たとえばゴン中山とかそういうムードメイカーもかねたリーダーシップを持った選手が必要だったのかもしれない。本当はそういう役回りを担わなければいけない立場だけれど、ヒデにはそれだけの魅力がない。であれば、ヒデよりももっと上の立場でチームをまとめることのできる選手を選ぶか、いっそのことヒデを外したほうがよかったのかもとおもう。

なんだか、明日の試合を見るのも、大会後選手たちがするであろう告白を聞くのもこわくなってきた。すごくどろどろした話になりそうでおそろしい。

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