CESリポートを見て
アメリカのラスベガスで開催されたCES (Consumer Electronics Show)がブログやニュースサイトで大盛り上がりだった。名前は「家電」ショーだけど、実質的に家電メーカーよりもネット企業への注目が集まっていた。ざっと眺めたかんじではネット3大企業のポイントは次のようなかんじかな。
マイクロソフトのビル・ゲイツはWindows Vistaのデモ。3Dのウィンドウ切り替えやGoogle Desktopみたいなランチャー、IE7のタブブラウザなどを紹介。見た目は派手だけれど、特に目新しくもないし、他のものも他社の真似ごとで新鮮味がないかんじ。Xboxのデモのほうがおもしろそうだった。
Googleは10以上のアプリケーションを一気にインストールするGoogle Pack。同時にDell用にカスタマイズされたトップページディストリビューションも開始したので、きっとDellのマシンにプレインストールされるのだろう。ノートンのAntivirusがフリーで使えるのだとしたらうれしい。でもいまのところ対象はWindows XPのみ。今後対象OSが拡大してくれないと使えない。
またビデオ販売開始も発表。CBSやNBAと提携、1本1.99ドルからという値付けは明らかにiTMSを意識しているがもう少し攻めの姿勢を見せてほしかった。クレジットカードで決済するらしいが、課金システムのリリースといっしょだったらもっと大きなニュースになっただろうに。
YahooはYahoo! Goの発表。KonfabulatorをベースにしたYahoo! ウィジェットをつかって携帯からテレビまでいろんなプラットフォームでYahoo!を使えるようにするもの。携帯やテレビという話になるとどうしても各国それぞれの仕様が違うためばらばらになる。なのでどうせアメリカ内での話にしか聞こえずいまひとつ魅力を持てない。特にYahoo!自体も日本は独自路線を歩んでいるのでアメリカのサービスとの親和性はなさそう。いくらアメリカでいいサービスを開始してもその恩恵にあずかれないのでつまらない。
各社とも有名人をゲストに迎えた。MSはジャスティン・ティンバーレイク。ソニーはトム・ハンクス、Yahoo!はエレン・デジェネレス、トム・クルーズ、Googleはロビン・ウイリアムズ、など。楽しそう。いつか行ってみたいものだなあ。