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PageRankが人を評価するとき

6 December, 2005 (23:46) | it | By: akhy

いまだに精度で他をリードするGoogleの検索アルゴリズムの核となっているPageRank。Yahoo!のような重要なサイトからリンクされているページは同じく重要であろうということで高い点数がつけられる。いくらリンクの数が多くても小さな内容のないページからの無意味なリンクであればスコアにはならない。

他のサーチエンジンも同様の点数をつけて検索順位の決定に加味しているがGoogleは他に比べて重視している傾向があるようにみえる。なので他サイトからのリンクがないとGoogleでは検索上位に現れない。

では他のページからのリンクがないけれど価値のあるサイトというのはないのだろうか。リンクをたどるのではなくそのサイトが知られる手段はあるのだろうか。

たとえばメールで人にサイトを紹介することがある。webでなくメールで口コミが広まった場合今のページランクの仕組みでは高いスコアとはならない。個人間でのメールだけでなくメーリングリストでのやりとりでもGoogleのサーチ結果には影響を及ぼさない。
mixiをはじめとするSNSのようなクローズドな環境で日記を書いていたりする場合もそのリンクはカウントされない(mixiがGoogleのクロールを許可していれば別)。

これらGoogleが検索結果に加味できていない要素はあるが技術的には可能な立場にいる。すでにGmailで人々のメールデータを持っている。中身を読むことはないと明言しているが、技術的にはメールの中身のURLを読むことはできる。またorkutといったSNSもテストしている。

googleがまだもっていない(公開していない)サービスとしてソーシャル・ブックマーク・サービスがある。
たとえば先行しているdel.icio.usではページをブックマークするとそれは誰にでも公開される。ユーザー名を指定して特定のブックマークをsubscribeすることで、自分と同じ興味を持っている人がブックマークしたものを共有することができる。多くの人がsubsribeしている人は重要な人であるだろうし、その人がブックマークしたサイトはやはり重要なのだろう。

いまGoogleがカバーできていない「よりパーソナルなデータ」を検索エンジンに取り込みだすと、PageRankはサイトの評価だけでなくユーザー一人一人を評価するものになっていくのかもしれない。オンラインでの活動はすべてGoogleに監視され評価され、転職するときにも結婚するときにもこの点数がついてまわる。

Larry Pageが当初おもっていたよりもはるかに強大な力を検索エンジンは持ってしまうのかもしれない。こわい世の中だな。

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