Yahoo!検索の変更は本当に成功だったのか
10月3日、Yahoo!が検索結果ページをディレクトリ表示からYSTの結果をデフォルト表示するように変更したことにより生じた変化について、ネットレイティングス社が、
「Yahoo!検索」結果表示方法変更によりユーザーの検索行動が大きく変化
ウェブ検索のページビューが前月比13%増、登録サイト検索は19%減
~「Nielsen//NetRatings」2005 年10 月の月間インターネット利用動向調査結果を発表~
というリリースを発表した。
この結果ではYahooとGoogleそれぞれの利用者数、ページビュー数、一人あたりの平均ページビュー数を出している。大まかな結論としてはYahoo!検索の数字を見ると、利用者数はあまり変化なし、ページビュー数、一人当たりページビュー数は大きく伸びている、というもの。
これを受けていろいろなサイトでYahoo!の変更は成功だった、というふうに解釈しているが本当にそうなんだろうか。
たしかにoverture広告の観点から見れば、ページビューが増えてクリック数が増えれば収入が上がるのできっと収入アップに貢献しているのだろうが、検索サービスの質という点ではページビューだけが増えているのはいいことなのかどうか疑問が残る。利用者数が増えていないということは、もしかすると目的のサイトが見つからずにいろいろなキーワードで検索を繰り返しているだけかもしれない。その場合ユーザー向けに考えればクオリティが下がったといえるとおもう。
いいように解釈すれば固定ファンが検索の便利さに気づいて以前より多く検索を使うようになったのかもしれないが、実際のところはわからない。
Yahoo!の決定が成功だったかどうかを判断するにはまだ材料が足りないような気がする。