F1アメリカGPは異常事態に
F1アメリカGPはかつてない異常事態となった。金曜日のフリー走行でトヨタのR.シューマッハがクラッシュ。原因はミシュランタイヤの問題で、バンクに入ったところでタイヤがさけてしまうという非常に危険なもの。
ミシュランユーザーはみな同様の問題を抱えていてまともにレースできない状態。土曜日のフリー走行ではピットレーンを通過するとことで回避していた。
ミシュランはFIAに特別に違うタイヤを使用することを申請したが許されず。さらにコースを変更してシケインを作るという要望もしていたがこれも認められなかった。
結果的に、ミシュランユーザーはドライバーの安全性をとりレースをボイコット。フォーメーションラップだけ走り、全車ピットに戻った。レースはブリヂストンを使用する6台のみで行われている。
Seven teams boycott US Grand Prix
今年のレギュレーション(特にタイヤに関する)は最初から評判が悪かった。安全性を考えてレーススピードを落とすという目的は理解できるものの、結果的に安全性に問題があるルールとなってしまった。そしてその予想通り危険なクラッシュが見られた。
にも関わらずFIAは対策を打たなかった。過密スケジュールもあって十分な議論がなされないまま次のレースが始まってしまう。
レギュレーションに問題があったとはいえ、ブリヂストンはしっかりとしたタイヤを作ってきている。ルールにのっとってレースをしているわけで何の非もない。レースをしてポイントを獲得する権利は当然ある。
むしろレギュレーションに沿った上で耐久性のあるタイヤを持ってくることができなかったミシュランには責任があるだろう。チーム側がどういう考えかはわからないが、世間に対するブランドイメージダウンは免れない。
こうなるとアメリカGP以降のレースもどうなるかまったくわからない。F1そのものの存続危機といってもいいすぎではないかもしれない。